台湾探偵事務所|台湾の歴史

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日本に統治されていた台湾

台湾は、かつて日本に統治されていました。1894年に勃発した日清戦争に日本が勝利した為、翌年の下関条約で当時の清帝国(中国)より台湾を譲り受けたのです。

この後第二次世界大戦終了後まで台湾は日本の植民地となります。日本が統治した当初こそ、台湾の抗日武装運動は強く、国内では紛争が起き、虐殺も相次ぎました。

しかし、世界の中での植民地経営ぶりをアピールする為、欧米に対しても対抗意識が強かった当時の大日本帝国。植民地だからと原住民をずさんに扱うのではなく、当時まだ整備の乏しかった道路や鉄道のインフラに力を注ぎ、学校などの教育機関を充実させ、台湾の近代化、経済発展に貢献しました。

また、非常に衛生状態が悪く、疫病も多かった当時の台湾の病原菌汚染の防止の為にダムや上下水道を開発し、病気の蔓延を防ぎました。この政策を統括した政治家、後藤新平への慰霊は今日においても行われています。

台湾に親日家が多いのは、この時代の背景が関連しているといっても過言ではありません。

日本に統治されていた台湾

太平洋戦争後の日本と台湾

太平洋戦争後、日本は台湾の領有権を手放し、その統治権を蒋介石率いる中国に受け渡します。ただ、当時毛沢東率いる共産党との内戦も多く、政府の腐敗、統治意識の低さから国民の不満が爆発、暴動が起きました。

(二、ニハ事件)こういった反政府活動を押さえる為、蒋介石は独裁的な政治を進めました。内戦で共産党に敗れると、台湾に逃れた蒋介石らは、それまで教育の中心となっていた日本語を廃止し、反日教育に移行。政府は反発を起こさせないよう知識層も次々に弾圧し、このような独裁政治は約40年続きました。

その一方で、ベトナム戦争が発展した影響から、軍事機器の取引を行っていたアメリカから流入したドルが高騰。1970年頃から、台湾は高度経済成長期に突入しました。

太平洋戦争後の日本と台湾

現在の台湾

1970年の美麗島事件をきっかけに、国の民主化に対する運動が盛んになり、蒋親子の死後、李登輝が更にその計画を推し進めました。

1990年代、政権が交代され、台湾が民主化されると、独裁的な政治は鎮圧されると共に、それまでタブーとされていた日本との国際コミュニケーションも緩和されてきました。それと共に、「中華民国」と言われてきた国民は、「台湾」という一国であるという意識を持ち始めています。

対し、中国では、台湾と中国の統一が無ければ、経済発展は成し遂げられないというナショナリズムも発生します。工業、電子産業を中心に、両国経済的な部分では支えあっている面は多いものの、現在も中国側からみれば「台湾は中国」、台湾からすれば「我が国は独立国家」と、主張と対立は続いています。

現在の台湾
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