台北市内で疑惑の香港人を尾行
「社内の香港人が経費を不正利用している可能性があるので調べて欲しい」といったご相談をされたのは、台北市内でビジネスを行う日本人経営者からでした。
経費の不正利用トラブルは頻繁に報告される問題ですが、近年は手口も巧妙になり本社もなかなか見抜けないケースが多いようです。早速調査を開始しました。
「社内の香港人が経費を不正利用している可能性があるので調べて欲しい」といったご相談をされたのは、台北市内でビジネスを行う日本人経営者からでした。
経費の不正利用トラブルは頻繁に報告される問題ですが、近年は手口も巧妙になり本社もなかなか見抜けないケースが多いようです。早速調査を開始しました。
経費の不正利用を行う場合、ターゲットの素行調査を徹底的に行い、どこでどのようにお金を使ったか、何が目的かなどを細かく尾行し、チェックします。
そして、ある会社が休みの日でした。街へ出かけたターゲットは、日中に量販店で家電などを購入。
そして、夜は私用で市内の高級飲食店を複数人で利用し、ターゲットが全て会計を済ませました。
しかし、この完全な私用で使われたお金を、後日、経費として会社に請求してきたのです。
会社でもそれなりの役職でいるターゲットは、社内では有無を言わせない存在であることや、領収書を改ざんしていること、訪れた飲食店に私用でないことを口裏合わせしていたことなどから、今まで疑惑の目を向けられても確固たる証拠が無かった為問い詰めることができませんでした。
しかし、今回は調査員自ら尾行した映像や写真、行動履歴などがこと細かく記録されているため、言い逃れはできないものと思われます。
既にこの社員は更迭され、今後会社側で民事訴訟を行う方向のようです。
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ID:tanteisoudan