台湾探偵事務所｜台湾人の家族観

現地に住む日本人が口を揃えて言いますが、台湾人家族愛は日本人と比較にならないほど”べったり”です。

「噂には聞いていたけどここまでべったりとは。」そんな声を良く聞きます。我々日本人も、家族を愛していない事はありません。しかし、大人であれば毎日のように家族と連絡を取り合う方もそうは居ません。

台湾人はこんな日本人の概念を疑問に思うほど、家族との繋がりを大切にします。週末には必ず家族が団欒して夕食を囲います。兄弟、その旦那や妻も全員集い、土曜日日曜日の時間を四六時中共にする。
我々にとっては盆や正月くらいですが、こういった集いが毎週のように行われます。

台湾人は付き合って間もない間柄であろうと、交際相手が日本人であろうと、堂々と家族に紹介します。

一見とてもフランクだし、特に女性は「自分の事を心から考えてくれるんだ」と嬉しくなるものですが、上記のように毎週実家に連れて行かれ、親族と常に顔を合わせなければならない状況は、幾ら歓迎されているとはいえ億劫なものです。

こういった習慣が嫌でたまらないという現地の日本人の話もよく聞きます。しかし、台湾人からすれば悪意は無く、むしろ集いに参加しなければ家族一同を怒らせてしまうこともあります。

少なからず、台湾現地で交際、結婚し、パートナーと生活していくのであれば、このような家族観の価値観の違いは感じる事でしょう。

日本人からすれば、「台湾人男性はマザコン？」と思ってしまうほど、母親にべったりです。離れて暮らしていても、毎日電話をし、その日の出来事を話します。

最初は「国民性の違い」とわかっていても、やはり最終的にはこの親子仲に不機嫌になってしまう日本人女性も多いようです。
また、母親としても子離れが出来ていないケースも多く、姑に嫉妬されている日本人女性からお悩みの相談を頂くこともよくあります。